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後遺障害等級表とは

後遺障害の等級判定は、下記の表に基づいて行われます。
この後遺障害の等級判定に使われる表を、後遺障害等級表と呼びます。


後遺障害による逸失利益の算定は、
被害者の収入に、この等級表の労働能力喪失率や
中間利息を考慮して行われます。

次に、後遺障害の等級毎に決められている
定型化された慰謝料額を確認します。

自賠責保険が支払ってくれる保険金額は、
このようにして算出された逸失利益と慰謝料等の合計額です。


<例>8級の後遺障害を抱えた場合
→労働能力が45%喪失した結果、
逸失利益が400万円だったとする。
これに8級の慰謝料324万円を加算した
724万円が、自賠責の支払額になります。

しかし、逸失利益が600万円だった場合は、924万円は
8級の支払い限度額819万円を超えてしまうので、差額105万円は
加害者が任意保険を使って支払う必要があります。

よって、もし任意保険に未加入などの場合は、
加害者が105万円を自腹で払うことになります。


介護を要する後遺障害の場合の等級及び限度額

等級 後遺障害 保険金額
(内慰謝料)
(万円)
労働能力
喪失率
第一級
  • 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要する
  • 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要する
4,000
(1600)
100/100
第二級
  • 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要する
  • 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要する
3,000
(1163)
100/100

【備考】各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であり、
各等級の後遺障害に相当するものは、当該等級の後遺障害とする。


後遺障害の等級及び限度額

等級 後遺障害 保険金額
(内慰謝料)
(万円)
労働能力
喪失率
第一級
  • 両眼が失明したもの
  • 咀嚼及び言語の機能を廃したもの
  • 両上肢をひじ関節以上で失ったもの
  • 両上肢の用を全廃したもの
  • 両下肢をひざ関節以上で失ったもの
  • 両下肢の用を全廃したもの
3,000
(1100)
100/100
第二級
  • 一眼が失明し、他眼の視力が0.02以下になったもの
  • 両眼の視力が0.02以下になったもの
  • 両上肢を手関節以上で失ったもの
  • 両下肢を足関節以上で失ったもの
2590
(958)
100/100
第三級
  • 一眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になったもの
  • 咀嚼又は言語の機能を失ったもの
  • 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
  • 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
  • 両手の手指の全部を失ったもの
2219
(829)
100/100
第四級
  • 両眼の視力が0.06以下になったもの
  • 咀嚼及び言語の機能に著しい障害が残るもの
  • 両耳の聴力を全く失ったもの
  • 一上肢をひじ関節以上で失ったもの
  • 一下肢をひざ関節以上で失ったもの
  • 両手の手指の全部の用を廃したもの
  • 両足をリスフラン関節以上で失ったもの
1889
(712)
92/100
第五級
  • 一眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの
  • 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 一上肢を手関節以上で失ったもの
  • 一下肢を足関節以上で失ったもの
  • 一上肢の用を全廃したもの
  • 一下肢の用を全廃したもの
  • 両足の足指の全部を失ったもの
1574
(599)
79/100
第六級
  • 両眼の視力が0.1以下になったもの
  • 咀嚼又は言語の機能に著しい障害を残すもの
  • 両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
  • 一耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  • 脊柱に著しい変形又は運動障害を残すもの
  • 一上肢の三大関節中の二関節の用を廃したもの
  • 一下肢の三大関節中の二関節の用を廃したもの
  • 一手の五の手指又は親指を含み四の手指を失ったもの
1296
(498)
67/100
第七級
  • 一眼が失明し、他眼の視力が0.6以下になったもの
  • 両耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  • 一耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  • 神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 一手の親指を含み三の手指を失ったもの又は親指以外の四の手指を失った
  • 一手の五の手指又はおや指を含み四の手指の用を廃したもの
  • 一足をリスフラン関節以上で失ったもの
  • 一上肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの
  • 一下肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの
  • 両足の足指の全部の用を廃したもの
  • 外貌に著しい醜状を残すもの
  • 両側の睾丸を失ったもの
1051
(409)
56/100
第八級
  • 一眼が失明し、又は一眼の視力が0.02以下になったもの
  • 脊柱に運動障害を残すもの
  • 一手の親指を含み二の手指を失つたもの又は親指以外の三の手指を失った
  • 一手の親指を含み三の手指の用を廃した又は親指以外の四の手指の用を廃したもの
  • 一下肢を五センチメートル以上短縮したもの
  • 一上肢の三大関節中の一関節の用を廃したもの
  • 一下肢の三大関節中の一関節の用を廃したもの
  • 一上肢に偽関節を残すもの
  • 一下肢に偽関節を残すもの
  • 一足の足指の全部を失ったもの
819
(324)
45/100
第九級
  • 両眼の視力が0.6以下になったもの
  • 一眼の視力が0.06以下になったもの
  • 両眼に半盲症、視野狭窄又は視野変状を残すもの
  • 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
  • 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの
  • 咀嚼及び言語の機能に障害を残すもの
  • 両耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  • 一耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの
  • 一耳の聴力を全く失ったもの
  • 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 一手の親指又は親指以外の二の手指を失ったもの
  • 一手の親指を含み二の手指の用を廃したもの又は親指以外の三の手指の用を廃したもの
  • 一足の第一の足指を含み二以上の足指を失ったもの
  • 一足の足指の全部の用を廃したもの
  • 外貌に相当程度の醜状を残すもの
  • 生殖器に著しい障害を残すもの
616
(245)
35/100
第十級
  • 一眼の視力が0.1以下になつたもの
  • 正面を見た場合に複視の症状を残すもの
  • 咀嚼又は言語の機能に障害を残すもの
  • 十四歯以上に対し歯科補綴を加えたもの
  • 両耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの
  • 一耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
  • 一手の親指又は親指以外の二の手指の用を廃したもの
  • 一下肢を三センチメートル以上短縮したもの
  • 一足の第一の足指又は他の四の足指を失ったもの
  • 一上肢の三大関節中の一関節の機能に著しい障害を残すもの
  • 一下肢の三大関節中の一関節の機能に著しい障害を残すもの
461
(187)
27/100
第十一級
  • 両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
  • 両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
  • 一眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
  • 十歯以上に対し歯科補綴を加えたもの
  • 両耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
  • 一耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  • 脊柱に変形を残すもの
  • 一手の人差し指、中指又は薬指を失ったもの
  • 一足の第一の足指を含み二以上の足指の用を廃したもの
  • 胸腹部臓器の機能に障害を残し、労務の遂行に相当な程度の支障があるもの
331
(135)
20/100
第十二級
  • 一眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
  • 一眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
  • 七歯以上に対し歯科補綴を加えたもの
  • 一耳の耳殻の大部分を欠損したもの
  • 鎖骨、胸骨、ろく骨、けんこう骨又は骨盤骨に著しい変形を残すもの
  • 一上肢の三大関節中の一関節の機能に障害を残すもの
  • 一下肢の三大関節中の一関節の機能に障害を残すもの
  • 長管骨に変形を残すもの
  • 一手のこ指を失ったもの
  • 一手の人指し指、中指又は薬指の用を廃したもの
  • 一足の第二の足指を失ったもの、第二の足指を含み二の足指を失ったもの又は第三の足指以下の三の足指を失ったもの
  • 一足の第一の足指又は他の四の足指の用を廃したもの
  • 局部に頑固な神経症状を残すもの
  • 外貌に醜状を残すもの
224
(93)
14/100
第十三級
  • 一眼の視力が0.6以下になった
  • 正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの
  • 一眼に半盲症、視野狭窄又は視野変状を残すもの
  • 両眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつげはげを残す
  • 五歯以上に対し歯科補綴を加えた
  • 一手のこ指の用を廃した
  • 一手の親指の指骨の一部を失った
  • 一下肢を1cm以上短縮したもの
  • 一足の第三の足指以下の一又は二の足指を失った
  • 一足の第二の足指の用を廃したもの、第二の足指を含み二の足指の用を廃したもの又は第三の足指以下の三の足指の用を廃した
  • 胸腹部臓器の機能に障害を残す
139
(57)
9/100
第十四級
  • 一眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつ毛はげを残すもの
  • 三歯以上に対し歯科補綴を加えたもの
  • 一耳の聴力が一メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
  • 上肢の露出面に掌の大きさの醜い跡を残すもの
  • 下肢の露出面に掌の大きさの醜い跡を残すもの
  • 一手の親指以外の手指の指骨の一部を失ったもの
  • 一手の親指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することができなくなったもの
  • 一足の第三の足指以下の一又は二の足指の用を廃したもの
  • 局部に神経症状を残すもの
75
(32)
5/100


【備考】

  1. 視力の測定は、万国式試視力表による。
    屈折異状のあるものについては、矯正視力について測定する。
  2. 手指を失ったものとは、親指は指節間関節、
    その他の手指は近位指節間関節以上を失ったものをいう。
  3. 手指の用を廃したものとは、手指の末節骨の半分以上を失い、
    又は中手指節関節若しくは近位指節間関節
    (親指にあっては、指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。
  4. 足指を失ったものとは、その全部を失ったものをいう。
  5. 足指の用を廃したものとは、第一の足指は末節骨の半分以上、
    その他の足指は遠位指節間関節以上を失ったもの又は中足指節関節
    若しくは近位指節間関節(第一の足指にあっては、指節間関節)に
    著しい運動障害を残すものをいう。
  6. 各等級の後遺障害に該当しない後遺障害であって、
    各等級の後遺障害に相当するものは、当該等級の後遺障害とする。

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