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過失相殺とは

過失相殺とは、交通事故における
当事者間の不公平を調整する制度のことを言います。


交通事故は、加害者だけに事故の原因があるという場合は少なく、
多くの事故は被害者側にも何らかの原因があります。


例えば、交差点の右折事故で、車が歩行者に接触や傷害を負わせた場合、

「歩行者が横断歩道を使わず、車道を横切って渡ろうとしていた」
「歩行者がヘッドホンで音楽を聴きながら道路を渡り、注意が散漫した」

という状態だったら、そうでない場合に比べて、
事故の全ての損害賠償責任を加害者が負うのでは、
当事者同士の間に不公平が生じることになります。


そこで民放722条第二項では、
「被害者に過失があった時は、裁判所はこれを考慮して、
損害賠償の額を定めることができる」と定めています。

これが、過失相殺という制度です。

つまり、過失相殺とは、被害者にも過失があって
損害の発生や被害の規模拡大の一つの要因になった場合に、
被害額から被害者の過失に応じた額を差し引く事を言います。


例えば、ある交通事故の損害額が200万円だったとします。

この事故の発生について、加害者の過失が7割、
被害者の過失3割と認められた場合、被害者が請求出来る損害賠償額は、
過失相殺に基づくと200万円から140万円に減額されます。

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