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業務上過失致死と交通事故

交通事故における、業務上過失致死罪とは、
事故で被害者を殺してしまった加害者に問われる、
刑法に基づいた、刑事上の責任として問われる罪です。

具体的には、以下のような項目が決められます。

  • 実刑もしくは執行猶予付の懲役(5年以下の懲役もしくは禁錮)
  • 罰金額(100万円以下)

同じ死亡事故で混同されやすいのは「危険運転致死罪」で、
懲役が1〜20年である事を考えると、こちらよりは相対的に
刑は軽いものの、罪の重い事故である事に変わりはありません。


「過失」というものに対する犯罪の基本的な考え方は、
「望ましくない事故が発生した」というだけで通常の殺人罪と
同じ刑罰を課すと、国民の自由が著しく制限されてしまうからです。

なので、人が死亡した結果そのものに対してだけではなく、
「然るべき注意を怠った」という事に対して過失となる
刑罰を発生させよう、という考え方です。


また、証拠不十分だったり冤罪だった場合は
「無罪放免」となる場合もありますし、
裁判をする前に交渉が成立し、起訴する必要がないと
判断された場合は、不起訴になるケースもあります。


特に多いのは、事前に加害者と被害者が同意の上で
金銭を支払うことで、示談交渉を成立させるケースです。
示談が成立すると、刑事上の責任が問われないことがあります。


実際には、世の中の交通事故を逐一裁判に挙げると
膨大な数になってしまい、処理をすることは困難な事から、
9割以上のケースが、起訴をせずに処理されます。

しかし、同じ交通事故でも、死者が発生しなかった
業務上過失傷害罪に比べて、業務上過失致死は
被害者遺族の精神的な負担なども大きいことから、
統計的な面からは、裁判が発生する可能性が高いです。


示談交渉や訴訟を行う場合は、身に覚えのない証拠や事実を
挙げられて不利な状況にならないよう、弁護士を立てたり
証拠・証人の発言などを揃えて、交渉を有利に進めましょう。

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